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2023.11.11 11:11

SAUNA, SAUNNER.

Saunner of the Year(サウナーオブザイヤー)は、サウナで汗をかくだけに留まらず、“プロサウナー”としてサウナのために汗をかき、サウナ啓蒙活動に貢献した11名(団体・企業)を表彰。※五十音順・敬称略

アウフギーサー

WAT(Yuma&Mayuka)

サウナ施設などで身近になりつつあるアウフグース。世界15か国以上の国での予選を勝ち抜き年に1度の世界チャンピオンを決めるアウフグース世界大会「Aufguss WM 」。プロのアウフグースマスター達がしのぎを削って磨いた技術を披露する「Aufguss WM 」にて日本人ペアの「WAT(Yuma&Mayuka)」が史上初となる団体部門での世界チャンピオンに輝いた。アウフグースはドイツをはじめとした欧州の文化とされているが、日本人のペアが国際的な大会を優勝し世界一の称号を手に入れたことは革新的と言えるであろう。

医師

加藤容崇

医師で日本サウナ学会代表理事を務めるサウナドクター。サウナに関する研究を進め医学的効能を明らかにし、人々の健康増進に役立てることを目標に活動する「日本サウナ学会」を立ち上げるなど、サウナを医学の視点で発信を行ってきた。2023年は、医学的根拠を元に「サウナの究極の入り方」を提唱する1冊である書籍「医者が教える 究極にととのう サウナ大全」を発売した他、世界初となる”ととのい値”が分かる「サウナウォッチ」をプロデュース。「サウナウォッチ」は『大人の科学マガジン Special』の付録として発売されるが、発売前に重版が決定されるほど注目を浴びている。

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企業

株式会社ジンズ

研究開発から生産販売まで一貫して展開するメガネブランド「JINS」が、サウナーのために開発したサ陸両用メガネ「JINS SAUNA」が2023年2月に発売。高温多湿のサウナでも使用できるように耐熱温度120℃で且つレンズも曇り止め加工が施されている。ファッションに取り入れやすくいつもかけたくなるデザインやカラーリングを追求した全12種のフレームは、レンズ度数は左右差や乱視にも対応。これまでのサウナ用メガネに物足りなさを感じていた人々のニーズも解消するアイテムに。また、サウナシーンだけでなく日常でも使用したくなるメガネのため、銭湯やご自宅のお風呂も可能。

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書籍

サウナ語辞典

サウナをディープに楽しみたいという欲求をもつ文化「文化系サウナー」の探求心をととのえる一冊。
サウナ研究家でありSaunner of the Year(2021年度) を受賞したこともある草彅洋平氏を著者に迎え、サウナの基礎知識やサウナーならではの言動、施設特有の言い回し、戦前のオリンピアンによる聖地レビューなどを、なじみ深いものから聞いたことのないものまで、500超のサウナ語を紹介。サウナの沼にどっぷり浸かりたいサウナーにぴったりの1冊に仕上がっている。

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メディア

サウナコレクション

2021年にInstagramにアカウントを開設し、4万人以上のフォロワーを有する日本最大級のサウナインスタメディア。Instagramで数多く見受けられるサウナメディアの草分け的存在である。サウナ好きの運営が実際にサウナ施設に足を運び、東京を中心に全国各地のサウナ施設の紹介を行う。ユーザー目線で他にはない細かな情報までその施設を魅力的に伝える投稿でサウナーたちから人気を博す。また、Instagramだけの展開ではなく、サウナを検索する機能を搭載したサイトは累計60万人が利用。サウナ好き女子が厳選して選んだサウナ施設を紹介する「サウコレ!女子」は、他にはない女性をターゲットとしたメディアとして注目すべき存在だ。

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女優

清水みさと

サウナ・スパ健康アドバイザーや「サウナ・スパプロフェッショナル」などの資格を取得し、現在では「フィンランドサウナアンバサダー」としても活躍するほどのサウナ好きの女優、タレント。サウナ好きが高じて、「サウナイキタイ」ポスターモデルをはじめ、ラジオ「清水みさとの、サウナいこ?」のパーソナリティーを務めるほか、TABILABOでは作家の岩田リョウコ氏と共に「リョウコとみさとのサウナ交換日記」連載中。趣味はサウナ、温泉、映画、舞台。

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お笑い芸人

高橋茂雄(サバンナ)

お笑いコンビ・サバンナのボケ担当。自身の別荘に「バレルサウナ」と御座敷スタイルの「セカンドサウナ」、さらには自宅に「家庭用サウナ」を設置し、計3つのマイサウナ(SSS/しげおサウナ施設)を持っている芸能界きってのサウナー。YouTube『しげおチャンネル』でサウナ情報を自ら発信、TOKYO MX『サバンナ高橋の、サウナの神さま』のMCを務めるなど、様々なメディアでサウナの素晴らしさを伝え続けている。2023年3月にはHarvia日本上陸記念イベントにゲストとして出演。2年連続2度目の受賞。

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マンガ家

タナカカツキ

「マンガ サ道」の原作者であり、日本サウナ・スパ協会が公式に任命する日本でただ一人のサウナ大使としての顔を持つマンガ家。「サ道」が2019年に連続ドラマとして実写化され、その後スペシャルドラマを2回経て、2021年には「サ道 2021」が放送された。今年は「マンガ サ道」の週刊連載が再開し、「サ道 ととのいの果てに」や「マンガ サ旅」「はじめてのウィスキング」を刊行。さらには、総合プロデュースを手がける渋谷のサウナ「SAUNAS(サウナス)」が2022年にオープンすると、都内でも珍しいサウナ特化型施設として話題にとなる。サウナ界にはなくてはならない唯一無二の存在である。3度目の受賞となり殿堂入り。

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団体

超党派サウナ振興議員連盟

サウナブームが全国的な広がりを見せる中、その熱い波が国会にも押し寄せ、サウナ好きの国会議員が「サウナ振興議員連盟」を発足。「サウナ振興議員連盟」は、与野党の垣根を超えて自民、立憲民主、日本維新の会、国民民主各党などの約50人が参加。会長代行に維新の遠藤敬国会対策委員長、顧問には立民の泉代表らが名を連ねる。より多くの国民がサウナを楽しめるよう、法改正を含めた規制緩和策の検討を進めている。サウナが国会まで影響を及ぼすという革新的な面が評価され初の受賞。

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ドラマ

ドラマ『湯遊ワンダーランド』

人気漫画家まんきつが「まんしゅうきつこ」名義で発表した、女性サウナの金字塔とも言われている漫画がついに実写化!ドラマ「湯遊ワンダーランド」は17年ぶりに主演を務めるともさかりえが、サウナに魅了された女性サウナーを演じる。女性サウナーのリアルや女湯で展開される様々なエピソードを描いた内容で話題に。これまでサウナに興味がなかった女性たちにサウナの魅力を広く伝えている。

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クラウドファンディング

Makuake

アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」。本サービスにおけるサウナ関連プロジェクトの勢いは年々増しており、2023年ではサウナ関連プロジェクトの累計応援購入総額が3.5億を突破し、サウナ関連プロジェクト数が前年比1.5倍に。サウナーだけではなく、一般の人々にも親しまれるサウナプロジェクトが数多く誕生し、サウナに関連する人口の裾野を広げることに寄与した。今後、新たに立ち上がるサウナ愛にあふれた新規のプロジェクトにも注目だ。

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